第４回デモクラシー・デザイン・フォーラム 開催案内
自転車の安全な通行をテーマにした「トランジション・マネジメント」のワークショップ
日 時：平成29年8月9日（水） 19:10-20:20
場 所：日本大学理工学部 駿河台キャンパス1号館 2階 121会議室
（http://www.cst.nihon-u.ac.jp/campus/surugadai.html ）
参加費等無料（今回は会員資格制限なし、どなたでもご参加いただけます）
事前にこちらでご登録願います。
今年度１回目のフォーラムは、オランダで実践されている「トランジション・マネジメント」の理論と方法論について、自転車の安全な通行をテーマにレクチャーと議論を行います。
社会システムの変革の試みは、往々にして現状維持を図ろうとするステークホルダーによって骨抜きにされます。人口減少、グローバル化、気候変動など、わたしたちの社会システムを取り巻く環境条件が大きく変化するなか、社会システム自体もその変化に追随して再帰的に変革していくことが期待されますが、変化を望まない有力なステークホルダーによって未来の発展の芽が摘まれてしまうのです。
そこで、社会システムの変革をボトムアップとトップダウンで緩やかに促す方法論として「トランジション・マネジメント」がオランダで実践されつつあります。
今回のフォーラムは、明治大学ガバナンス研究科の松浦正浩教授（DDL代表理事）からの「トランジション・マネジメント」の概要紹介の後、科研費（基盤A）採択課題「我が国の自転車通行システムの整序化へのコンセンサス形成戦略」とのコラボレーションで、左側通行の遵守、高齢者の運転など、自転車通行に係る日本の社会システムをいかに持続可能なものへと変革させるかをテーマに、具体的な討議を行います。
短時間のフォーラムではございますが、お気軽にご参加ください。