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コンセンサス・ビルディング基礎知識コーナー
その3:サスカインドって誰? (メルマガ 第15号より)
Lawrence Susskind教授は、週の半分をマサチューセッツ工科大学 の都市計画学科、ハーバード大学ロースクール交渉学プログラムで教鞭を取ら れるかたわら、残りの半分を合意形成研究所所長として全米、世界 各地での「コンセンサス・ビルディング」の実践に携わられていま す。
最近の実践事例としては、地球温暖化防止に関する多国間交渉に よる合意形成、全米のエネルギー政策に関する賢人会議の運営など、 利害関係が複雑で合意形成が難しい課題に主に取り組まれています。 最新の話題については合意形成研究所のホームページに掲載されて います。
コミュニティ・レベルの合意形成についてもエキスパートで、例 えばすでに1980年代には、地元ボストンでパーク・アンド・ライド 用の立体駐車場の設計について事業者と環境保護団体等の間に立ち コンセンサス・ビルディングを運営し、合意形成を実現しています。
MITやハーバード大学では、人気コース「公共セクターにおけ る取引、交渉、紛争処理」を長年にわたり教えられているほか、M IT−ハーバード公共紛争プログラムの代表としてキャリア向けの 各種セミナーの講師として活躍されています。
〔文責:PI-Forum理事 松浦正浩〕